あの日から1カ月…思いやりのバトンを桜前線と共に・・・先月の東日本大震災から1カ月・・・。 今日の空はそれは悪い夢だったかのようなうつくしい青さ・・・。温かい日差し・・・。 でも、未だに続いている余震があるたびに、これはまぎれもない現実であることを思い知らされます。 それでも春はやって来て・・・ 桜の花もこぼれんばかりに咲き誇って・・・ そんな桜を眺めるたびに その美しさと・・・この桜を見ることなくこの世を去ってしまった人たちと・・・ そんな愛する人を失ってしまった人たちの想いに・・・胸がしめつけられます。 どこか重たい気持ちを抱えながら始まった新学期、小学校に通う次男が 昨日、政府から子供たちに宛てたメッセージのプリントを持ち帰ってきました。 その中でこの桜の時期にふさわしい、心をうたれた文がありましたので、一部抜粋させていただきます。 「・・・もっとも被害の大きかった東北地方にも、もうすぐ春が訪れます。 みなさんは<桜前線>という言葉を先生からもう習いましたか? 桜の花が開く日を線で結んだものです。 日本の国土は縦に細長いために、沖縄では例年1月上旬に開花宣言が行われ、 その桜前線は、約半年をかけて、5月の下旬に北海道の北端に到達します。 自然がおりなす、素晴らしい命のリレーです。 自然は今回の地震や津波のように、時に私たちに厳しい試練を与えます。 しかし、桜前線のように、私たちをやさしく包んでくれるのもまた自然の力です。 みなさんもどうか、思いやりのリレーのバトンを、被害を受けた地域の仲間に届けて ください。 電車の中でお年寄りに席を譲ること、体の不自由な方たちの手助けをすること。 そうした身近な人への思いやりが、きっと少しずつ広がって、桜前線とと一緒に 被災地に届くことでしょう。 この思いやりのバトンは、世界中からも届けられました。 世界中から救助の人が来てくれたり、支援の品が届けられたりしました。 みなさんもたくさん勉強をして、今度はこのバトンを世界中の困っている人たちに 返してあげられるような大人になってください。」 子供に宛てたメッセージではありますが、これは大人にとっても大事なこと・・・。 満開の桜を眺めながら、このメッセージをかみしめています。 改めて被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げるとともに、 亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします・・・。 <by:おかん>
by ikokochi
| 2011-04-13 10:47
| おもうこと・・・
|
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
ライフログ
検索
最新の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||